マリみて新刊のあとがきについて 

マリみての新刊を「薔薇のミルフィール」読んだんですが、今回のあとがきはファンにとってはちょっとキツイお言葉ですなぁ。

そうそう。彼女たちが行った場所がどこだか推理して、自分も行ってみようと思ったよい子の皆さん。時間と交通費の無駄ですのでやめましょうね。
(『マリア様がみてる-薔薇のミルフィール-』 あとがきより)


あとがきによると、マリみては今野先生の行ったことのある場所が反映されていてピンポイントで実際に存在する場所と似ている場所が小説に出てくるかもしれないが、特定の場所をきっちり取材して書いているわけではないので、実際に似ている場所へ行ってみると矛盾が生まれるとのこと。だから深い追求はしないでほしいらしい。
実際に存在しない場所なのだから、探してもしょうがないよということなんでしょうが、あとがきにまで書くということは、これは作者側からすると聖地巡礼をした人に「ここは○○が××した場所」みたいに紹介されているのは、かなりウザイ困るんでしょうねぇ。まぁほかにも、マリみても舞台と思われるところで暴れまわってるオタとかの苦情が来てるのではないかという予想もされますが…。
でも「無駄ですからやめましょう」とまで言われるのは、ファンからするとツライなぁ。聖地巡礼はある意味ファンの意味基本的な行動なのかなと思いますし。
あと過去にも「チャオソレッラ」のあとがきでこんなコメントが

書くことによって、物語の時期が限定されてしまうのは困ります。だからといってそれらを避けていたら内容が制約されてしまいます。それでは本末転倒でしょう?
(中略)
そんな訳ですから「祐巳が一年生の時は○年だ」なんて計算するのは無意味です。これまでも、クリスマスやバレンタインとの兼ね合いで「○年に違いない」なんて断定していた読者がいらしたようですが、作者自身どこにもあてはまらなくていい(むすろ当てはまらないほうがいい)と考えてるんですから。


今回の「場所の特定」の話もそうなんでしょうが、あまりにもしっかりと設定を固めすぎると内容が制約されてしまうので、読み手にも、そこまでしっかり設定を固めて読んでほしくないということなのでしょうね。でもファンからすると、いろんな小さい部分も見極めたくて、いろいろ妄想するわけなんですけど…。

そういえばこれ書いてて思い出したのですが、富野さんはファンたちが作ったガンダム年表についてこんなこと言ってましたね。

大塚 : 富野さんとしては最初の『ガンダム』のときに、世界の内側にああいう年表的な時間軸を作ろうという発想がそもそもあったんですか、それともああなっちゃったんですか。

富野 : ああいうふうに年表が組み立てられていくということについては、大きなお世話だという印象しかなかったです。

全員 : (笑)

―理由は何かありますか?

富野 : いや、理由も何もないです。だって、そもそもそんなこと考えてないし、物語を作るというのはそういうことじゃねえだろうという、単純にそれだけの話です。だから、あの年表を作りたがる人たちの知恵の発動というのは、どうにも小賢しいとしか見えなくて、なぜ贔屓の引き倒ししかやてないんだろうということにきがつかないんだろう、そういう意味では、まさに「愚民どもが!」と言う感じですね。

全員 : (笑)

(『戦争と平和』より )

Comment

Name - 芝生  

Title - 

FSSのことか!
2005.07.02 Sat 12:26
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Name - なめ  

Title - 

作者の先生の気持ちわからんでもないです。
本当にウザイヲタは沢山いるし(→私か!)

しかし聖地巡礼しようがナンだろうが好きでやっているんだから(他の人に迷惑かけているなら別)それこそ大きなお世話だ!とも思います。
2005.07.02 Sat 13:56
Edit | Reply |  

Name - ああ  

Title - 

これはまあそのとおりじゃないですかね。
舞台にした場所は少なからず思い入れがあるでしょうから、そこにオタが行ったというだけでも嫌な気分になるでしょう。
あんまり関係ですけど、自分が好きなラーメン屋がTVで紹介されて人が急に増えたら
元から好きだった人はあまり良くは思わないでしょうしね。
2005.07.02 Sat 17:20
Edit | Reply |  

Name - 柏木劣  

Title - 

マリ見て新刊あとがきも富野監督のコメントも全くその通りだと思います。
矛盾点やら現地との相違点やらを突っついて楽しんでいる一部のファンに
辟易しているという事ですかね。
キツいお言葉?そうかなあ??
2005.07.02 Sat 18:22
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Name - -  

Title - 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2005.07.03 Sun 00:05
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Name - nyu  

Title - 

何て言うか、創作を生業にしている人にとっては、自分で自分の作品を創り出すことが楽しみであり、生き甲斐だと思うんですよ。
だから、それをやらずに他人の創作の細かい部分ばっかりを気にしている人たちの心性ってものが度し難いんでしょう。
庵野監督も滝本竜彦との対談でエヴァが社会現象みたいになって、大勢の人が他人の創作にそこまでのめり込んでしまうことに違和感を覚えた、だから映画では現実に帰れとメッセージを込めた、と語ってます。
まあ、ファンにしてみれば「そういう楽しみ方をしてるだけ」なんでしょうが。
2005.07.03 Sun 03:21
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Name - i  

Title - 

細かいところに気付くだけならまだしもそれをぐだぐだ言ってくる人がウザイってことでは?
2005.07.03 Sun 17:50
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Name - 奥歯の詰まったライオン  

Title - 

どのみち確認しようのない地方で読んでると、実在の場所だなんて思うこともなく素直に楽しめますよ^^;
おねツイなんかはともかく、マリみては最初から舞台設定含めて純フィクションだと思ってたので、アニメで特定の舞台に準拠した美術は逆に違和感がありました
2005.07.04 Mon 04:12
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  • 「ぬるオタ」でも書かれていたとおり、作者が「舞台を特定していない」にもかかわらず、オタクたちは「聖地巡礼」と称して勝手に聖地を特定して、そこの生徒にご迷惑をかけていたりする行為が目立ちます。実は掲示板での"ムサ女生"での投稿に始まり、けっこうコメ
  • 2005.07.04 (Mon) 12:10 | ゲームの薬天堂