googleの開発した自動運転カーが普及した世界を10年前に描いていたアニメ「エクスドライバー」 - アニメ
05
2012

googleの開発した自動運転カーが普及した世界を10年前に描いていたアニメ「エクスドライバー」

CATEGORYアニメ
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先月、カルフォニア州でその自動運転カーを公道で走ることが認められたというニュースがあったのを御存知でしょうか。googleは車を自動で運転してくれる車を数年前から開発してきました。自分で車を運転しなくても、目的地を入力すれば、自動的に車が連れて行ってくれるシステムです。



この動画の車がカリフォルニアでは公道を走れるようになったのです。実は、この近未来カーが活躍する世界を描いたアニメが10年前に存在していました。それが「エクスドライバー」というアニメ。

AIカーと呼ばれる自動運転カーが普及し、自ら車を運転している人がいなくなった世界。そんな世界で、自動運転システムがハッキングされ、車が暴走するという事件が多発、それを取り締まっているエクスドライバーと呼ばれるエキスパート達の活躍を描いたアニメです。

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今になって見直すと驚くのが、このアニメで描かれている車の世界観が、非常に現在に近いのです。正確には現在より、ほんの少し未来。つまり、googleの描いているであろう世界観が、既に10年前にアニメになっていたというわけです。


まず車を見てみると、このアニメのAIカーにはハンドルがありません。googleの自動運転カーは既存の車を改造してるため、ハンドルがついてますが、これが一般に販売されるとなったらハンドルはなくなるのかもしれませんね。カーナビへの支持は、全て音声入力。Androidと自動運転カーが合わさったようなシステムが車に付いています。そして入力が完了すると自動的に目的地へ行ってくれます。GPSと連動して動いているシステムとのことで、カーナビへの支持を済ませれば、腕組みをしてるだけで目的地についてしまいます。
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現在のカーナビにも標準で装備されていますが、周辺のお店情報から目的地を絞り込むことも可能。すべてAIカーの音声ガイダンスと会話しながら支持します。


緊急車両が通る際は、自動で路肩へ移動し停車します。基本的にすべての車両がGPSと連動したシステムで制御されているので渋滞も緩和しているのかもしれません。
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もう一つ面白いのが、どうもこの世界では、車はレンタルするだけで自分で所有することはないようです。レンタカーと言うよりはカーシェアリングに近い手軽さで車をレンタルしています。道端にある端末で乗りたい車のタイプを入力、すると目の前まで車が自動でやって来ます。降りるときは目的地の近くにあるコインパーキングのような所に乗り捨てていきます。レンタルというよりも、タクシーを拾っている感覚に近いのかもしれません。車を持たないという世界観は、非常に今っぽいですね。車に乗る人がさらに減った場合、近い未来、本当にこうなるかもしれません。
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車を返却すると自動的に充電作業がはじまります。車が自ら充電を行うというのは、お掃除ロボットに近いかも。2002年当時では、アイボが自分で充電をすることが話題になっていたような。また、アニメの中ではガソリン車が珍しい存在になっている描写も出てきます。



AIカーのシステムが故障やハッキングされて暴走するとエクスドライバーによって、手荒に止めてもらえます。ちなみにエクスドライバーたちは、自動運転カーには乗らず、MT車を運転しています。最終的に一番安全なのはMT車と言うわけです。下の画像は、暴走した車がGPSを掴めないようにする煙を発射したところ。ミノフスキー粒子みたいな物?
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このアニメの1話で印象的だったのが、エクスドライバーである理沙とローナの会話。
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ローナ「自分の意志でハンドル握って、アクセル踏んでどこへでも行けるじゃない?」

理沙 「でも今じゃ誰も運転できないし、やろうともしない」

ローナ「なんでだろう。こんなの楽しいのに」



運転をしなうて済むようになった自動車への哀愁ある会話ですね。現実でも、自動車好きには辛い世界がこれから待っているのかもしれません。1話だけ見なおしただけでも、このアニメが未来世界を描いた作品から、現実に近い世界を描いた作品へと変わってきており、見直すと面白い発見が色々出てきますよ。バンダイチャンネルでも見られるみたいなのでオススメです。また、自動運転カーに乗ってみたいけど、日本ではまだ乗れないと思っている人は、世界観だけでもエクスドライバーを見て味わってみるのはいかがでしょう。



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