「映画けいおん」違いの分かるオトナは音響で劇場を選ぶ - アニメ
30
2011

「映画けいおん」違いの分かるオトナは音響で劇場を選ぶ

CATEGORYアニメ
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映画けいおん!の公開が近づいてきて、各地の劇場ではいろいろなイベントが模様されますが、見に行く劇場をどんな基準で選べばよいでしょうか。誰より早く見たいので、最速上映を見に行くもよし、声優さんを見たいから舞台挨拶を見に行くもよし、ポイントが貰える劇場を選ぶもよし、家から一番近い場所でみるのもよし。しかし、ここはライブシーンのある「けいおん!」なので音響にこだわって見に行くというのも一つの手ではないでしょうか。

各劇場の公開情報が出てくる中で話題になったのが、立川シネマシティの『映画「けいおん!」』は極上音響上映!です。

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ここでは絶叫ナイトが模様されていることに目が行きがちですが、音響に力を入れている劇場として有名だそうです。もともとこの劇場はルーカス・フィルム社が定めた映画館の音響基準をクリアしたところのみに、与えられる「THX」という認定をいち早く受けて、こだわりを見せてきた劇場です。

ただ今回、ここで「けいおん!」が流れるシアターは「THX」認定のシアターでなく「KICリアルサウンドシステム」という音響システムを取り入れているそうです。KICリアルサウンドシステムについては、こちらを読むと分かりやすいです。


Q:
シネコンの音響システムについての質問です。
立川シネマシティが売りにしている“KICリアルサウンドシステム”とは、どのようなものなのでしょうか?
同館にはTHXを売りにしているスクリーンもありますが、THXと同じようなものなのでしょうか?


A:
KICリアルサウンドシステムは、ドルビーのプロセッサーの後に、KIC独自の
プロセッサーがあって、建築音響に対する補正と、ボタン一つであらかじめ
プログラムされた設定を読み込んで映画に合ったさまざまな音を創り出す
機能があるそうです。
名称の由来は・・Kは設計者の海藤氏と、オーナーの川手氏のK、Iが井手氏のIとなっています。
特に、井手氏は、ヤマハ音響部門に在籍した経験があり、評論家もしています。
THXは、二年かな?に一度はシステムの検査があるほど、非常に厳格な規格で、
このような、独自のフォーマットは認められません。
おそらく、ドルビー・デジタル・サラウンドEXをべースとして、チャンネル数を増やす事により、迫力よりも、より自然な音場感を、得る方向に、考えられているのではと想像します。
スピーカのサイズを含む、システムの設計がそのような方向に見えます。
ただし・・映画の音響は、このように聞いて欲しいと、製作側が意図して製作された音響ですから。
その意味で言うと、原音再生に忠実で、厳密な規格を有する・THXなどとは、まったく相容れないシステムになります。
このシステムが、映画上映を前提としての、設計を目指したのだとすると、私は疑問を感じます。



つまり映画的な素晴らしい音響を追求したシステムというより、尖った個性的な音を出すシステムのようです。とくに「けいおん!」では、ライブにこだわった音響をサウンド・スペース・コンポーザーの井手さんが作っているということで、かなり期待ができます。


ただですね、如何せん、立川まで行くのは自分的に遠いので地元の千葉県内で「けいおん!」を上映する映画館を調べて見ました。まず千葉県内で、全国的に有名な音響のいい映画館と言えば、「時かけ」も上映されたシネプレックス幕張です。

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ここのシアター9はHDCXという、シネプレックス独自のすごい音響システムで映画が見られます。「時かけ」のときは全国の上映館が少なかったにも関わらず、このシネマ9で上映されて話題になりました。
そんで、今回の「けいおん!」はといいますと、残念ながらシネマ9で上映されないのです。(えー・・・)。シネマ9で「けいおん」が上映されるかどうか、チェックして、もしシネマ9で上映されることになったら2回目の鑑賞に行くのもいいかも。しかし「けいおん!」はTHX公認の音響システムが入っているシアター10での公開なので、そんなにがっかりすることはありません。ちゃんと音のいいシアターで見れることは確かです。



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そのTHX公認の音響システムが入っているところで全国的に有名なのが、TOHOシネマズ市川です。ここは、全館にTHX公認の音響システムが入っているので、見に行った際にハズレがありません。しかも、ここはTOHOなので、今回「けいおん!」の12月3日の0時台の最速上映を行うので、千葉県内で最速上映を見たい場合は、ここで決まりです。


あと県内の「けいおん!」上映館でいうと、MOVIX柏の葉。MOVIXの劇場はTHXに代わりMOVIXのオリジナル劇場規格の独自音響システムを導入していて、劇場の作りも音響にこだわっている形に設計されているそうなので、こちらも気になります。


とりあえずいろいろ書いたけど、「時かけ」の時にシネプレックス幕張のHDCX音響は他と違ったという感想を読んだので。シネプレックス幕張はシネマ9で「けいおん!」上映して欲しいというのが願いです。



(関連)
N氏の映画館:映画音響について(その2)



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