2007.04.14
アニメ的な「憧れ式お別れ」が出来なくなる日
最近知ったのですが、昨年の秋で都営新宿線から2段窓車が完全に消えたらしいのですね。これはちょっとショッキングな話です。2段窓というのは、旧型の車両によく見られる、下の写真のように窓が上下に分かれているタイプの窓のことですが、
まぁ普通は2段窓車が消えたからといって、どうってことないとお思いでしょう。いや、しかしですね、これは大問題なのです。下の画像を見ていただきたい。

まなびストレートの最終話の冒頭、光香が電車から身を乗り出して「バイバーイ」と叫ぶというアニメではわりとありがちなお別れのシーンですが、これを見ると分かるように、光香が顔を出している窓は、2段窓なのですよ。何故かというと通常、新型の車両についている窓が上下に分かれていない1段窓の場合だと開閉するのが窓の上部だけであるため、電車から身を乗り出して別れを告げるということが出来ないのです。しかし2段窓の場合、下部も開閉するのでシートに座りながら窓から顔を出せるわけです。

↑ 上部のみしか開閉できない、1段窓の車両。
つまり、誰もが一度はやって見たかった、電車から身を乗り出してバイバイをするという、このアニメ的な「憧れ式お別れ」は下部が開閉する2段窓車でしか出来ないのです。
そして都営新宿線では、2段窓車が全廃したため、もはやこの「憧れ式お別れ」を行うことが不可能になってしまっていたのです。新宿線沿線のみなさんは、もう身を乗り出してのお別れを出来ないのですよ。なんと言うことだ・・・。
しかし都営新宿線は2段窓車撤廃を始めてから、なんとわずか2年で完全撤廃させてしまったらしいので、他の路線でも、うかうかしているといつの間にか同じ事態になりかねません。「憧れ式お別れ」をしたい人は早めに体験しておいた方が良いのかもしれません。
・・・。
でも電車から顔を出すのは危険なので、やっぱやめておきましょう。
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